西上尾のワイン教室 vin de châtaigne

2024年にワイン教室open予定です♪

『ボデガ・ガルソン』来日セミナーに参加してきました②

前回からの続きです。

<<テイスティング>>

セミナーでは5種類のワインが提供されました。まずはスパークリング。「ガルソン スパークリング エクストラブリュット」です。シャルドネ80%、ピノノワール20%でシャンパーニュと同じ製法で作られます。毎年1万本を生産しており、現在はワイナリーのみで購入可能とのこと。やまざきの有楽町店だと少し在庫があるかも知れません。辛口でキリっとしており、爽やかな柑橘系の香りが印象的でした。泡の持続性もあり、パーティーの始まりに最適な1本です。

次に出てきたのが「ガルソン アルバリーニョ レゼルバ 2021」。ちなみに、やまざきのセミナーではフードも一緒に提供されます。先ほどのスパークリングとこのアルバリーニョの時に白身魚カルパッチョが一緒に出されました。辛口の泡と生魚は比較的相性が良く、よほどのことが無ければ外さないのですが、白ワインは選び間違えると生臭さが増えてしまいます。このアルバリーニョはとても相性が良く、美味しく頂けました。ベストウルグアイワインに選ばれるのも納得です。

3本目は「ガルソン タナ レゼルバ 2020」です。ウルグアイと言えばタナですね。ガルソンさん曰く、栽培にとても気を遣う品種だそうです。ローストビーフ、マッシュドポテト、お肉を餃子のような皮で包んで揚げたエンパナーダというお料理とともに出されました。シラーのような味わいを想像していましたが、タンニンは控えめで上品です。だけど、骨格はしっかりしていて、フルーティー。なんと、ポリフェノールカベルネソーヴィニヨンの3倍も含まれているそうです。美容や健康のためにストックしておきたい1本ですね。

4本目は「ガルソン タナ シングルヴィンヤード 2020」。ガルソンさんの畑では約500区画でタナを植えているそうですが、その中でもベストな区画のブドウを使用して作られたものがこのワインです。葡萄の品質が一際高く、先ほどのレゼルバよりも余韻が長いと思いました。未ローストのタンクで12~15ヶ月熟成させるそうです。果実味が強く、パワフルかつエレガントな1本でした。

そして最後にスペシャルワインの「ガルソン バラスト 2018」登場です。やまざきのとっておきワインです。バラストとは"砂利"を意味しており、ガルソンさんの畑で最も洗練された区画から収穫したブドウを使用して作られています。ブレンドは毎年異なるそうで、この2018年はタナ、カベルネフランが8割、残りはメルロー、マルセランなど。毎年の味わいをチェックしてみたくなりますね。

少し長くなってきたので、ガルソンさんへの質問は次回にします。

 

ガルソンさんのワインはこちらで購入可能です。

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